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2009年 07月 16日
村野藤吾氏は著名な建築家である。 1891年5月15日佐賀県唐津市に生まれ、1984年11月26日逝去 93歳死の直前まで仕事をしていたことは伝説となっているらしい。 数年前、地元の建築士会で新潟県糸魚川市にある谷村美術館を見学してきた。 事前の下調べもせず行ったこともあり、見てびっくり出隅、入隅(角)がない、 評価のしようのない(恐れおおいことであるが)、忘れることのできない、 誰も真似のできない建物をみてしまったと言うのが第一印象であった。 その見学から10年くらい前に木造の数奇屋造りの勉強を兼ね村野氏の 「三養荘」の本を購入し綿密なディテールに驚いたことがあったから余計である。 生涯現役でその時々の時代にあった設計をし、尚且つ自分の思いを崩さずに仕事を するのは並大抵ではないと思う。 前置きが長くなったが、谷村美術館を見学してから村野氏のことは頭から消えていた。 そんな時にこの本を知り、即、南〇堂で購入した。714円~安い。 ア〇ゾンのカスタマーレビューがよかった。 *非常に分かりやすい内容で、村野氏の建築に対する考え方がはっきり表れている。 本書で村野氏はかの有名な「1%の想い」を語る。 「私はいつも、99%関係者の言うことを聞かなければいけない。ただそれでもね、1%ぐらい自分が建築に残って行く。どんなに詰めてみたところが、村野に頼んだ以上は村野が必ず残る。村野の作品というのは、そこから始まる。」(村野藤吾) * レビュー引用 建築に携わる者として、基本であり絶対になくしてはいけない思いがそこにあると思う。 村野氏に感動 この思いは自分も決して忘れてはならない。
by h-at
| 2009-07-16 17:31
| 雑談
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